オイラー線と角

あるところで見かけた問題を基に,ちょっとした問題を作ってみました.
[問題]
ABCの垂心をHとし,AからBCにおろした垂線の足をD,BからCAにおろした垂線の足をE,CからABにおろした垂線の足をFとする.ここにBCEFの交点をP,CAFDの交点をQとする.また△ABCの外心をO,BCの中点をMとしたとき∠APQ=∠MHOであることを示せ.

[附言]
恣意的に作った問題なので,どちらかというと「知識系」問題になってしまうかもしれません.やや気づきにくい部分もあるかもしれませんが,図を正確に捉え,適切な「知識」を用いれば解決します.

内心についての問題

久しぶりの更新です.今回も自作問題を扱います.
[問題]
ABC内の内心をIとし,Iをとおる直線とABACにとの交点をD,Eとする.
ここに△DBIと△ECIの交点をFとし,BCFIの交点をGとする.
また,BIFDの交点をKCIEFの交点をLとする.さらに,DEGK,GLの交点をM,Nとする.
いま,△ABCの外接円(中心をOとする)とMB,NCとの交点をP,Qとしたとき,PQOの距離は一定であることを示せ.

[附言]
だらだらした問題ですが,小難しい知識は使わずに解けます.

中点と三角形についての予想

久しぶりの更新です.今回は今年の冬に作った「予想」をとりあげます.
[問題]
ABC内に点Pをとり,APBCの交点をD,BPCAの交点をE,CPABの交点を[\tex:F]とする.いまAP,BP,CPの中点をそれぞれL,M,N,EF,FD,DEの中点をそれぞれL^{\prime}M^{\prime}N^{\prime}とする.このとき
LL^{\prime},MM^{\prime},NN^{\prime}は1点で交わることを示せ.

[附言]
まだ証明はできていませんが「それっぽい」感じはします.解決できた方はお知らせ下さい.

2006年ベトナム数学オリンピック(代表選抜試験)問題から

今回は諸国の数学オリンピックからとりあげます.
[問題]
ABCを鋭角三角形とし,その垂心をHとする.∠BHCの内角の2等分線とAB,ACとの交点をそれぞれD,Eとし,∠BACの内角の2等分線と△ADEの外接円の交点をKとする.いま,HKBCの交点はBCの中点であることを示せ.
(2006年ベトナム代表選抜試験問題)

[附言]
代表選抜試験なので若干難しいかもしれません.純粋に幾何「だけ」で示すのは厳しく,途中でベクトルを用いると解決します(内積などを用いて計算するということではありませんが…).

3円がからむ共点問題

再び自分の問題をとりあげることにします.
[問題]
下の図のように,\triangle ABCの各辺AB,BC,CAを通る円\omega_{1},\omega_{2},\omega_{3}があり,それぞれD,E,Fで交わっている.
いま,AEBDの交点をG,BFCEの交点をH,CDAFの交点をIとするとき,DH,EI,FJは1点で交わることを示せ.

[附言]
チェバの定理でいけそうですが,あまり詳しくは考えていません….

2003年コスタリカ数学オリンピックから

今回は諸国の数学オリンピックからとりあげます.
[問題]
AB\omegaの直径とする.l\omegaBにおける接線とし,lの上にC,Dを,C,B,Dの順に並ぶように取る.また,E,F\omegaAC,ADとの交点とし,G,H\omegaCF,DEの交点とする.このときをAH=AGであることを示せ.
(2003年コスタリカ数学オリンピック問題2)

数学オリンピックの問題としてはそんなに難しい方だとは思えません.いきなり解答を書くとつまらないので,答えは書きません.
[附言]
「方べきの定理」で「共円」を見つけ,再び「方べき」を利用しましょう.

四辺形の共線問題

今回も,自分が作った問題を扱うことにしましょう.
[問題]

下図のように,四角形ABCDABCDの交点をE,ACBDの交点をFとおく.
ここに,EFの延長上に点Pをとり,ADPB,PCとの交点をそれぞれG,Hとおく.
このときCGBDの交点はEF上にあることを示せ.
〈2007年末頃作成・その後しばらく放置し解決は2009年秋〉

[附言]
自分が考えた証明は「複比」を用いるものですが,メネラウスの定理やチェバの定理・またパップスの定理やデザルグの定理などでもできるかもしれませんが…どうでしょう?